金子みすずさんの詩、講演会

先日、職場の教育講演会で「金子みすず記念館」館長、矢崎節夫氏の講演を聞きました。
金子みすずさんは、昨年の3月11日に発生した東日本大震災後に、テレビの公共広告機構(AC)のCMで頻回に流れた、あの「こだまでしょうか」の童謡詩人です。
矢崎さんは金子みすずさんの詩を紹介しながら、人間の尊厳や命の尊さを優しく語ってくれました。
金子みすずさんの代表作は、「私と小鳥と鈴」だそうですが、3.11の震災後、「こだまでしょうか」の本当に意味が、これからの21世紀に必要なことではないでしょうかと教えてくれました。
「こだまでしょうか」の意味は、人間は1人では生きられない。あなたがいて、初めて自分という人間が認識できる。
なので、自分も大事だが、まわりの人もそれ以上に大事な人。
これからは「私とあなた」ではなく「あたなと私」という思い・・・・・本当に気づくことがありました。

こだまでしょうか

「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと 「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。

そうして、あとで さみしくなって、

「ごめんね」というと 「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、 いいえ、誰でも。



人は自分以外の人を受け入れるのが苦手。自分が1番大事である。自分と違う人種を排他的に扱う。
世界の全ての人達が、この詩のような思いになれば世界は戦争の無い世界になるであろう・・・・・


私と小鳥と鈴

私が両手を広げても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。

私が体をゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。


1時間の講演会は、聞き入ってしまいあっという間に過ぎていました。

最後に矢崎さんが仰っていました。

最近、「地球にやさしい・・・・・」という言葉。
そうではなく、これだけ勝手なことをしている人間に対しても、偉大な母である「地球がやさしい」と。

素晴らしい講演をありがとうございまいした。



金子 みすゞ(かねこ みすず、1903年(明治36年)4月11日 - 1930年(昭和5年)3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した童謡詩人。本名、金子テル(かねこ テル)。
大正末期から昭和初期にかけて、26歳の若さでこの世を去るまでに512編もの詩を綴ったとされる。
Wikipediaを参照した

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